情報処理安全確保支援士試験受けてきました。
こんにちはまさです!
先日21日にIPAの情報処理安全確保支援士の資格試験を八王子の中央大学多摩キャンパスで受験してきました。
今回は受けてきた感想をまとめようと思います。
0. 試験概要
情報処理安全確保支援士試験(SC)は以下の4つの区分の試験で全て60%以上の点数がとれると合格になります。
午前Ⅰ 50分 (高度共通試験)4択マーク式全30問←範囲は応用情報と同じ
午前Ⅱ 40分 4択マーク式25問←セキュリティ分野から出題される
午後Ⅰ 90分 論述試験←大問3つから2つ選んで解答
午後Ⅱ 120分 論述試験←大問2つから1つ選んで解答
1. 受験しようと思った動機
IPAの情報処理試験は一年に春季と秋季の二回あるのですが、春季に応用情報試験(AP)を受けた友達がいたことが動機です。
当初は友達と同じAPを受けるつもりでしたが、「どうせならAPとは別の試験を受けたい」と思いたち、高度試験の中で最も興味があったセキュリティに関する本試験を受けることにしました。
2. 受験に向けての勉強の流れ
6月に秋季の試験を受けることを決めたのですが、当初はAPを受けるつもりだったのでAPの合格教本を買って勉強していました。
(TAC出版 ニューベックテキスト)
しかし、7月に気が変わり、安全確保支援士(SC)の勉強をはじめました。
主に下の本を買って、通学中の電車の中や家でとにかく読むという感じでした。
色ペンで線を引いたりはせず、"読み物"として楽しむ感覚で勉強しました。
(技術評論社出版 情報処理安全確保支援士 合格教本)
順調に勉強はしていたのですが、9月中は勉強の調子が出ず一度も教本を読むことなく、ブランクとなってしまいました。
実際に問題演習や過去問に取り組んだのは10月になってからでした。
それまで一度も午後試験(論述問題)について演習していなかったので問題演習の本を買って勉強しました。
これについても演習問題をペンを使って"解く"というより、解説や問題を"読む"というふうにしました。
これは紙とペンを使って午後問題を解こうとしても経験値が足りないため、全く解けずに自身を失い勉強のモチベが下がると思ったからです。
なので、あくまで午後問題の演習も"読み物"として電車の中や家でひたすら読み解くということに徹しました。
(TAC出版情報処理安全確保支援士合格トレーニング)
(TAC出版共通午前ⅠALL IN ONE)
午前試験(4択マーク試験)はほとんど過去問から出題されるので(実際8割近く過去問のまんま出題されたと思う)、
最後に前日の土曜日に午前試験の過去問を解きまくりました。
3. 振り返ってみて
IPAの情報処理試験は2年以上前から受けたいと考えていましたが、なかなか行動に移せず、今回はじめて受けることになりました。
自分の場合は、本試験について「就職に有利だから取りたい!」というような気張った気持ちはなく、勉強についても興味のある内容だったため半分趣味のような感覚で楽しんで進めることができました。
セキュリティに関してはほぼ知識0からのスタートでしたが、楽しんで勉強できたからこそ、今回勉強した内容は当分忘れることのない長期記憶になったと思います。
特に午後問題のシナリオ問題は読んでいても非常に興味深い内容なので、ぜひ少しでもセキュリティに興味がある方はぜひ過去問などを読んでみるとおもしろいと思います!
↓平成30年秋季午後Ⅰ過去問(IPAより)
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_04hanni_sukiru/mondai_kaitou_2018h30_2/2018h30a_sc_pm1_qs.pdf